豊川市 収納課 様 2023.12.06

電子化開始により新たに見えた課題をPiMS導入により払拭。預貯金照会業務の完成形へ

 

豊川市 収納課 様

愛知県の南東部に位置する豊川市は、穏やかな気候と豊かな自然、交通アクセスに恵まれた人口約18万人のまちです。市内には日本三大稲荷の一つとされる豊川稲荷をはじめ、由緒ある神社仏閣や三河国分寺跡に代表される史跡が数多くあり、歴史と文化に彩られたまちでもあります。


令和4年度にpipitLINQを利用開始。電子照会による新たな運用フローを模索していた

QPiMS導入以前のご状況はいかがでしたでしょうか。


令和4年度からpipitLINQを導入し利用を開始しましたが、提供されたフォーマットに手入力して照会用ファイルを作成するにあたり、金融機関ごとの仕様の違いへの対応や、日々更新される電子化に対応している金融機関の把握等に苦慮している状況でした。

Q令和3年度夏頃に東三河広域連合さん主催の勉強会で弊社より預貯金調査電子化の最新情報をご紹介させて頂く場があり、そちらにご参加いただいたかと思います。


そうですね。そこで初めてPiMSのことを知りました。その後、本市にも営業に来ていただいて、金融機関ごとに異なる仕様に基づいてファイルが自動で作られること、また電子化に対応していない金融機関向けには自動的に紙帳票発行に振り分けられることに魅力を感じました。pipitLINQのみよりもPiMSを導入したほうが業務効率化を図れるのではないかと思い、令和4年度当初あたりから検討に入りました。検討にあたっては荒川区にも視察に行かせていただきました。


自作ツールの作成や業務システムカスタマイズを繰り返すよりも経済的と判断

QPiMSを選択する前に自作ツールの作成や現行システムのカスタマイズ等は検討されたのでしょうか。


いえ、PiMS一択でした。

Qそれはありがとうございます。標準化を終えるまで庁内的にカスタマイズがNGといったポリシーによるものですか?


そういうのはないですね。PiMS一択だった理由としては、金融機関ごとに仕様が異なっているので都度業務システムベンダーへカスタマイズ依頼するのも大変ですし、PiMSを使えばこちらで仕分けなくても自動で依頼データを作成できるところや、PiMSを契約することでDAISも使用することができる点がポイントでした


電子と紙の併用がしばらく続くという実情に対して、今後もユーザー目線での改良や提案に期待

Q実際に使用されてみていかがでしょうか。


トップ画面から非常にシンプルな作りなので、見やすくて操作しやすいというのが感覚としてあります。また、照会帳票について、自分たちでExcelを使用して作成していたときは画面で見たものと同じように印刷できなかったりして苦労していましたが、PiMSではイメージ通りに出力されますし、最近の機能アップでさらに見栄えが良くなっていたのが好印象です。

Q今後期待いただいていることはありますか。


今どんどん改良いただいているのかなと思うのですが、紙帳票は今後も様々な金融機関向けに使用していくので、そのあたりの使い勝手について更に機能強化がされると良いなと思いました。それから電子照会全体に言えることですが、まだまだ電子化未対応の金融機関も多いので、増えるように働きかけていただけるとありがたいです。あとは、PiMSの使い方も完全にマスターしているわけではないので、同システムを使用しているユーザーと情報交換ができる場の企画や、PiMSを活用した業務全体の流れ、理想的な使い方を今後も継続的に紹介いただければと思っています。

ありがとうございます。PiMSユーザー会は弊社も開催したいと考えております。これからもよろしくお願いいたします。